AIで天を操る
「線状降水帯」
子供の頃から、天気予報を見るのが好きだった私は、お天気の用語にはそれなりに詳しかったのですが、近年新しい用語がぞくぞくと誕生しています。(猛暑日や大雨特別警報も、昔はありませんでしたよね。)冒頭に書いた線状降水帯ですが同じ場所で長時間激しい雨を降らせる気象現象で、2022年8月に弊社がある弘前市でも甚大な被害が出ました。主に7月~9月の夏場に発生するのが特徴ですが、詳しい発生のメカニズムについては、実は十分に解明されておりません。
気象庁はAIを活用し、線状降水帯の予測精度を向上させる研究を進めています。
その一方で、こんな記事も目にしました。
「人工降雨の国家的な計画」
人工降雨に取り組む国は、米国やUAEなど世界50か国以上に広がっている。と・・・。
水は形を変えながら地球上を循環しますが、地球上に存在する量には限りがあり、雲の争奪は周辺の水資源や治水に響きかねず、しかもこれが国家対立の火種になっているというのだから驚きです。
(しかもこれが漫画ワンピースでも紹介されていると、弊社の職員から教えてもらいました。)
AIに関する記事を見ない日はありませんが、「天を操る」ことが人々の生活をよりよくするものであることを願ってやみません。