第3の生体認証「Optic ID」
ついに2024年2月2日、Appleの最新MRヘッドセット【Vision Pro】が米国で発売となりました。
日本での発売は2024年下半期を予定しており、ますます期待が高まります！
このVisionProですが、【Optic ID】という3番目の生体認証技術が搭載されていることをご存知でしょうか？
Optic IDは、虹彩認識を基にしたセキュリティ機能で、高い認証機能が期待されています。
ここで一旦、Appleの認証システムを振り返ってみましょう。
～Appleの認証システム～
▶ 指紋認証「TouchID」
2013年にiPhone5sで初めて導入された指紋認証「TouchID」は、指紋を用いて瞬時にロックを解除できる画期的なシステムでした。
その使い勝手の良さから今でも根強い人気で、iPhoneSE（第3世代）でも引き続き搭載されていますね。
▶ 顔認証「FaceID」
2017年に登場したiPhoneXから採用された「FaceID」は、赤外線センサーを活用して顔の3D情報を読み取り、
素早くロック解除を可能にしました。
特に、持ち上げてからロック解除までのスピードが優れている点がユーザーに好評でした。
▶ 虹彩認証「OpticID」
Vision Proより搭載されたOptic IDは、虹彩認識技術を活かし、安全な近赤外光で眼球を照らし、虹彩スキャンによってユーザーを認証します。
虹彩データは個々に異なり、Secure Enclave内で厳重に保護され、AppleM2チップのニュートラルエンジンの一部で処理されます。
この仕組みにより、偶然の一致が100万分の1以下となり、高度なセキュリティが確保されているようです。
因みに、「OpticID」はApp Storeでの購入やApple Payでの支払いなどの認証に使用することが可能とのこと。
今後もAppleの最新技術に注目が集まりますが、Vision Proの登場により、技術の進化が一層加速しそうです。
日本での発売が待ち遠しいですね！
最新のテクノロジーに触れながら、安全で快適なデジタルライフを楽しみましょう。
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