日常@パッション

リンゴのエキスパート

新人のKYです。

私の祖父母はリンゴ農家20年超えのエキスパートです。

祖父がリンゴ協会に勤めていたときに、人に教えるなら自分で作らないと上手く教えることができない、という経緯で始めたそうです。

今回、私は個人のリンゴ農家の収穫から選別までの流れについて紹介しようと思います。

 

はじめにりんごの収穫は重労働です。

というのも、米等と違ってほぼ手作業で収穫、選別をしないといけないためです。

手にカゴを持ち、膝から頭の上にかけて枝に実るりんごを手でもぎます。

収穫したリンゴを、二つの基準で選別していきます。もちろん人の手と目で、一つ一つ丁寧に確認します。

 

一つはサイズ、もう一つは色のつき具合、いかに赤くて美味しそうかどうかです。

サイズ(特、上、並、さび、傷)

色(赤、並、やや青、青)

傷がひどいもの、鳥に突かれたもの等は自分たちで食べるしかありません。といっても限界があるので、

腐らせてしまうこともたびたびです。

ランクが1番上のサイズも色も良いものと、1番下のジャム加工用では値段の差が10000円前後違います。

今年は夏の暑さの影響で日焼けしてるりんごが多かったようです。

売り物にならないりんごが多く、祖父は渋い顔をしていました。

りんごは傷がつくとそこから水分が抜けてしまい食感が落ち、美味しく食べられる期間が短くなってしまいます。

この点が機械による自動化における問題の一つだと思います。

 

個人的にはもぎたての新鮮なりんごが大好きなので、毎年秋が楽しみです。

みなさんもりんごをたくさん食べてください!

TOP