コラム@パッション

煌めく夏、弘前ねぷたまつり!

夏の風物詩、弘前ねぷたまつりがやって参りました!

毎年8月1日から7日まで、国の重要無形民俗文化財である弘前ねぷたまつりが開催されます。

武者絵の鏡絵から哀愁漂う見送り絵まで、大小さまざまなねぷたが「ヤーヤドー」の掛け声ともに弘前の街を練り歩きます。

地区ごとに作成されるねぷたは、その年ごとに違う様々なデザインを楽しむことができ、特に大型ねぷたは9メートルを超え、

何トンもの重さをある大型ねぷたを曳く人たちの姿は勇ましいです。

また、合同運行の先導を務める「津軽情っ張り大太鼓」は大きさはもちろんのこと、体中に響く大太鼓の音は迫力満点です。

 

 

ところで、青森といえば青森の「ね”ぶ”たまつり」も有名ですが、弘前の「ね”ぷ”たまつり」との違いをご存じでしょうか?

 

◆形の違い

「ねぷた」と「ねぶた」の大きな違いは、まず【山車の形】です。

弘前ねぷたは平面の絵画であり、扇型で2Dスタイルが主です。

一方、青森ねぶたは人形型で、最大で幅9メートル、奥行き7メートル、高さ5メートルの3Dスタイルを誇ります。

製作費も総額2000万円ほどかかると言われており、その迫力は圧巻です!

 

◆由来

ねぷたの由来には諸説ありますが、忙しい夏の農作業を妨げる眠気や怠惰を払う農民行事「眠り流し」が

「ねむたながし」→「ねむた」→「ねぷた」と転訛したのではないかと言われています。

一方、ねぶたの語源は東北地方をはじめとする民族語彙から派生したと考えられています。

 

そのほかにも掛け声や参加者など様々な違いはありますが、どちらともこの夏を彩る最高の祭りであることには変わりありません!

この夏、弘前ねぷたまつりと青森ねぶた祭りを満喫する旅行プランはいかがでしょうか?

ますます盛り上がる夏の一大イベントをお見逃しなく!

 

 

 

 


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