Apple VisionPro X 日本の技術力
2024年2月にAppleより発売された、 Vision PRO。
日本円に換算すると価格は約50万円と高額ですが、臨場感を追求するために様々な技術が使われているようです。
実は部品の供給シェアは推定価格ベースではあるものの、日本が4割を超しているとも・・・?
今日はVisionPro X 日本の技術力に迫ってみたいと思います!
まずは昨年発売されたiPhone15 Pro Maxの国別部品割合
(フォーマルハウト調べ)
生産国別に見た部品の割合(部品価格ベース)は米国が33%で最も高く、韓国が29.4%で2位につけており、
次いで日本が10.2%、中国が3%となっています。
続いて、Vision Proの国別部品割合
(フォーマルハウト調べ)
こちらは生産国別に見た部品の割合(部品価格ベース)は日本が42%で最も高く、韓国が13%、次いで台湾が9%となっています。
VisionProに採用されている有機ELディスプレイは、ソニーグループのものとみられていて、
切手サイズのディスプレイに約1150万画素と、1インチあたりのピクセル数はメタのクエスト3の二倍以上あります。
昨年発売されたばかりのスマートフォンに使われている日本製の部品が少ないのに対し、VisionProが日本製の部品を多く使った理由としては
3Dの世界になったことで、カメラなどの日本の光学技術が評価されているのではないか?と考えられます。
(一方で、VisionProに使われている部品の割合、米国が少ないのも何とも気になるところですが・・・)
ドコモも少し前に、眼鏡型AR端末を2024年中に発売すると発表しました。
世界的な企業に日本の技術が使われているのは喜ばしいことです。VRを巡る競争は激化することが予想されます。
日本国内でも技術開発が発展することを望んでいます。