御守り新時代
2024.08.21
新年の幕開けや受験祈願、大切な節目の際に身近に感じる御守り。
その形や種類がますます多様化しています。
今回は御守りの起源や最新の動向を探ってみました。
御守りの起源とは?
御守りとは護符(ごふ)や呪符(じゅふ)など、災難を防ぎ守護するとされるお守り札の一種で、身につけて持ち歩いたり、柱につけておき、悪霊や邪霊から防ぐ機能をもつものとされています。
起源は縄文時代にさかのぼり魔除けとして勾玉を身につけていたのが始まりといわれ、仏教の伝播とともに寺院での配布が始まったとされています。
御守りの数え方や習わし
御守りはご神像と同じく「1体、2体」と数えるとのこと。
また、御守りは「授ける」「受ける」と表現され、販売や購入とは言わないようです。
確かにお守りを置いてある場所は、授与所といいますね。
デジタル時代の御守り!
京都市左京区の山奥にある狸谷山不動院では、スマートフォンに表示される電子お守りを授与していました。最新のNFT技術を活用し、デジタル上に「世界に一つだけのお守り」を作成することができるようです。
標高が高く、寺院への参拝が難しい方々にも専用アプリを通じて手軽に御守りを持てる仕組みはうれしいですね。
他の神社では、1年経過後に自動的に焚き上げられるユニークな機能が付いているデジタル御守りもあるようです。
さまざまな形や種類が登場
USBフラッシュメモリ型の御守りや、CPUとメモリをかたどったステッカータイプの御守りなど、情報セキュリティにご利益がある新しい御守りが登場しています。他にも「ウォレット安全守」や「詐欺除御守」など今時の御守りもあるようです。
弊社社員のIT情報安全守護の御守りです。輝いていました。
あなたはどんな御守りが欲しいですか?
従来のものとは一線を画した、新しい形の御守りを探してみるのも楽しいかもしれませんね。