絵文字の世界-進化と議論-
感情を表現するツールとして、また意味を持った文字として、
絵文字は現代のコミュニケーションに欠かせない存在となっています。
文字だけでは伝えきれない気持ちを補完し、メッセージをより豊かにしてくれますね。
そんな絵文字ですが、アップデートされ新しい絵文字が追加されたり、削除されたりすることがありますが、
ごく稀に、【リニューアル】されることがあるのをご存じでしょうか?
🥯 Appleのベーグル絵文字で大問題!?
一見何の問題もなさそうなベーグル絵文字ですが、
意外にも海外ユーザーから「クリームチーズが入っていない!」という批判の声が上がりました。
日本ではベーグルはあまり馴染みがないかもしれませんが、ベーグル愛好者にとっては大問題だったようです。
結果、Appleにベーグル支持者の熱意が届き、ベーグル絵文字を”クリームチーズ入り”にリニューアルしました。
ベーグル絵文字(右が新絵文字。ジェレミー・バージ氏のブログより)
🍔 Googleのハンバーガー絵文字でも熱い議論が勃発!
発端はある作家のツイートで、「Googleのハンバーガー絵文字について、議論するべきだ。
なぜGoogleはチーズを下に配置しているのか。Appleは上にあるのに」とIT企業2社の違いを指摘しました。
このツイートにより、ハンバーガーにおけるチーズの適正な位置とは?この絵文字をめぐる議論は白熱したようです。
この議論を受け、GoogleのCEO Sundar Pichai氏は、全従業員に「今やっていることを全て中断して、
月曜日はこの問題に取り組むように」と指示しました。
結果、2017年にハンバーガー絵文字のチーズの位置がパティの下から上に修正され、今のハンバーガー絵文字になったようです。
❓世界で最も使用されている絵文字は…
世界の使用頻度ランキングで1位の絵文字はコチラ
😂泣き笑い絵文字
海外では、涙が出るほど笑ったという意味でよく使われているそうです。
他にも日本と海外で”違う意味”を持つ絵文字があり、🍕ピザ絵文字は日本では食べ物の一つと言えますが、
英語圏ではピザの絵文字が「愛いしてる」(I love you)という意味で使われることがあるようです。
愛すべき存在の象徴なのでしょうか。面白いですね。
絵文字は、日々のコミュニケーションを豊かにするだけでなく、時には熱い議論を巻き起こすこともあるようです。
今後も新しい絵文字やその変化を楽しみにしましょう!