Apple IntelligenceとSiri【今更聞けないAppleの知識】

2025年4月にApple Intelligenceが日本語対応される事が正式に発表されました。
4月を楽しみにしている方も多いのでは?
(ちなみに、先日iOS18.4がリリースされ、そちらはApple Intelligenceが使えるようです。しかし開発者向けの初期のベータ版であるため、一般のユーザーには提供されておりません。)
このApple Intelligenceと、Siri、子供や会社の同僚に聞かれた時に、何だかこんがらがってきませんか?
さらっと説明出来たら、一目置かれるかもしれません!
今日はこの二つの機能違いについて、まとめてみました。
【Siri】…Siri(シリ) は、AppleのiOS、iPadOS、macOS、watchOS、tvOS、audioOS、visionOSにそれぞれ搭載されているバーチャルアシスタント。
【Apple Intelligence】…Apple Intelligence(アップル インテリジェンス)は、Appleが開発している人工知能プラットフォーム。
ここだけ読んでみると、意味がよくわからないですよね?
Siriは2011年に発売した『iPhone 4S』から実装されていますが、当初は時刻や天気予報などの簡単な質問にしか答えられず、通貨換算などは直接回答ではなく関連サイトを表示するのみでした。2024年Apple Intelligenceの登場で、Siriと連携させることにより、より賢くなり、広範囲の質問に普通の会話形式で答えられるようになっています。
IT用語では、Siriを「インターフェース」、Apple Intelligenceを「プラットフォーム」と呼びます。
インターフェースは異なるシステムや機器を仲介する接点や境界を指し、互いの機能を活用するための手段として機能します。
プラットフォームというのは、ソフトウェアが動作するための「土台」という意味の言葉で、一般的にはOSやWebサービスなどの「環境」全体を指します。
つまり、mac・iOSというOSがプラットフォーム(Apple Intelligence)基本機能として備えていて、その機能を使うためのインタフェース(Siri)が用意されている。という事になります。
(Siriに話しかけることで、アプリから情報を引っ張ってきてくれたり、メールを読み上げてくれたり、まさに仲介してくれていますね!)
人に説明する際は、SiriがApple Intelligenceのおかげで賢くなった!でいいと思いますが、今日は2つのシステムの違いについてお送りしました。