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Lightningは絶滅したのか?【明日話したくなるAppleの雑学】

USBコネクタの写真

 

昔は旅行先でスマホの充電に困った!離れて暮らす家族のキャリアが異なるため、iphoneを使っていると充電器がなくて困った!

という経験はないですか?それはiPhoneの充電器が独自の規格によるものだったからです。

 

LightningケーブルはApple独自の規格であり、2012年から2022年の10年間採用されていました。

現在発売されているApple製品の新商品は、USB Type-C対応となっています。

Lightning規格が廃止に至ったもっとも直接的な要因は、2022年12月に発効されたEUの統一充電規格義務化です。

Appleのこの移行は、EUの規制やユーザーの利便性向上を目的としたもので、新しい機種を買う際のポートは「USB-Cケーブル」が標準となります。

「新機種」の購入者にとってはLightningケーブルは不要でしょう。

 

Lightningポートを搭載したiPhoneは以下の通りです

・iPhone 5(2012年9月)
・iPhone 5c/5s(2013年9月)
・iPhone 6/6 Plus(2014年9月)
・iPhone 6s/6s Plus(2015年9月)
・iPhone SE(第1世代)(2016年3月)
・iPhone 7/7 Plus(2016年9月)
・iPhone 8/8 Plus(2017年9月)
・iPhone X(2017年11月)
・iPhone XS/XS Max(2018年9月)
・iPhone XR(2018年10月)
・iPhone 11シリーズ(2019年9月)
・iPhone SE(第2世代)(2020年4月)
・iPhone 12シリーズ(2020年10月)
・iPhone 13シリーズ(2021年9月)
・iPhone SE(第3世代)(2022年3月)
・iPhone 14シリーズ(2022年9月)

 

では表題のLightningは絶滅したのか?について少し考えてみます。

iPhone 14以前のモデルを使用している場合、充電やデータ転送には引き続きLightningケーブルが必要です。

また、Lightning規格の周辺機器を使用している場合、USB-Cを使うには変換アダプタが必要になることもあります。

2025年現在iPhone 8やiPhone SEシリーズなどは中古市場で人気があり、中古端末への買い替えを検討している方も同様に必要となります。

それぞれの規格に対応するのが煩わしい場合は、すべてUSB-C規格のものへ変更することをお勧めしますが、中古の検討をしている方はLightningが実はまだ必要ということになります。

Appleは2024年秋以降発表の商品は全てUSB-C規格となっていますが、Lightningは店頭などに在庫が残っている可能性があるため、絶滅したとは言えないでしょう。

 

 

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