なぜiPhoneのホーム画面は“横向き”にならないのか?
動画を横向きで見たあと、ホームに戻ると――
「あれ、また縦に戻さなきゃ…」と思ったこと、ありませんか?
写真も動画もアプリも、ほとんどの場面で画面の回転に対応しているのに、
なぜホーム画面だけは、いつも“縦”のままなのでしょうか?
◇実は「FaceID」が関係している?
iPhoneではFace IDでロック解除を行う際、カメラが顔を正面から認識できるように設計されています。
FaceIDは顔の画像だけでなく、数千の赤外線を投影して立体的に顔を認証する仕組み。
そのため、顔がカメラに対して正面を向いていないと精度が落ちてしまいます。
技術の進歩で、横向きでもある程度認識できるようになっていますが、
上下が逆になるとまだ難しく、認証精度にばらつきが出るようです。
そのためAppleは、ユーザーが確実に認証を行えるように、
ホーム画面をあえて縦向きに固定し、自然と縦持ちの習慣がつくよう設計していると考えられます。

iPhoneのホーム画面が縦固定なのは、単なるデザイン上の制約ではなく、Appleが使いやすさと安全性を両立させた結果のようです。
どんな小さな部分にも妥協しない、Appleらしい設計思想が感じられます。