実は書いてあった、iPhoneの“出身地”
いつも手にしているiPhone。
その充電ポートのまわりを、じっくり観察したことはありますか?
実は、iPhone16や15には充電ポートのそばに
「XXXXX in China」
といった刻印が入っていました。
つまり、”このiPhoneがどこで作られたか”を教えてくれる小さな印だったのです。

ところが、最新のiPhone17シリーズではこの刻印がなくなりました。
かつては「設定 > 一般 > 情報」にあるシリアル番号からも、
製造工場の場所を推測できたそうですが、近年のアップデートでそれもできなくなりました。
背景にあるのが、Appleの生産体制の変化と言われています。
これまで主に中国で生産されていたiPhoneですが、
現在ではインドなど複数の国に拠点を広げ、リスク分散を図っています。
いまのiPhoneは、まさに“出身地を明かさないグローバルモデル”
製造の現場にも、時代の変化と戦略の進化が感じられますが、
身近なデバイスの裏側にも、時代の変化が表れているのは興味深いです。
お手元のiPhone、充電ポートをちょっと覗いてみてください。
もしかすると、あなたのiPhoneにも小さな刻印が残っているかもしれません。