macOS Tahoe
macOS Tahoeは、新しいデザイン「Liquid Glass」による視覚体験の刷新と、Apple Intelligence による機能強化を通じて、生産性と連携性が一段と向上したオペレーティングシステム。macOSの22番目のメジャーリリース。バージョンナンバーは26。名称はカリフォルニア州のタホ湖にちなんで命名された。
リリース日
2025年9月16日

対応Mac
MacBook Air (2020)以降/MacBook Pro (2020)以降/MacBook Pro(16インチ,2019)/MacBook Pro(13インチ,2020,4つのThunderbolt 3ポート)/iMac (2020)以降/Mac mini (2020)以降/Mac Studio (2022)以降 /Mac Pro(2019)以降
Tahoeの新機能
Liquid Glass
- デザイン刷新「Liquid Glass」 メニューバーやサイドバーが透明化し、ガラスのような質感を持つ「Liquid Glass」デザインが採用されました。光の屈折や反射が加えられたインターフェースにより、アプリやコンテンツへ自然に集中できる環境を提供せれています。また、アイコンやウィジェットの色・透明度などを自由にカスタマイズでき、より自分らしいデスクトップ体験が可能となりました。
コントロールセンター
- コントロールセンターの強化 コントロールセンターが刷新され、各項目の並び替えや追加が自由にできるようになりました。iPhone の一部アプリの操作も追加できるほか、メニューバーへの配置も可能となりました。必要な機能をすぐに呼び出せる、より柔軟な操作性が実現しています。
AppleIntelligenceの活用
- ライブ翻訳機能 Apple Intelligenceを活用したライブ翻訳を使って、メッセージや通話の内容をリアルタイムに翻訳することが可能となりました。FaceTime では会話に字幕が表示され、電話中でも相手の発言をその場で翻訳して理解できます。すべての処理がデバイス上で行われるため、プライバシーを保ちながら自然なコミュニケーションが可能です。
- ショートカットと自動化の進化 Apple Intelligence の導入により、ショートカットがより高度な自動化に対応しました。テキストの要約や画像生成といったタスクを自動実行できるほか、ファイルの更新や特定の時刻、外部モニタの接続などを条件にアクションを発動することもできます。日々の業務を効率化するための強力なツールとなっています。
電話アプリ
- Mac用電話アプリの新設 これまで iPhone に限定されていた通話機能が、Macでも利用できるようになりました。近くの iPhone に着信した通話を Mac 上で応答したりできます。着信スクリーニング、保留アシスト、留守番電話の確認、ライブ翻訳などにも対応し、ビジネスシーンでの活用範囲が大きく広がっています。
- スクリーニングツール 知っている電話番号としてマークするまで、知らない電話番号をチャットリストから除外したり、デバイス上のスパム検出でスパムを取り除くことができます。
Spotlight
- 機能拡張 Spotlight 検索が大幅に進化し、アプリや最近使ったファイル、クリップボード履歴などを一覧でスムーズに閲覧できるようになりました。検索結果からメッセージ送信やイベント作成などのアクションを直接実行でき、作業の流れを途切れさせずに操作できます。
その他
- フォルダ 認識しやすくなるために、フォルダに色、絵文字、記号を追加できるようになりました。
- Image Playground 表情・髪形などを変えたり、「水彩画」「油絵」など任意のスタイルで生成することも可能になりました。
- 通知・連携 iPhoneのライブアクティビティをMacのメニューバーから直接、簡単に把握することができるようになりました。
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