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夢の車が現実に?ソフト・AIは「クルマ」をどう変える?

国内最大の自動車展示会「ジャパンモビリティショー2023」が昨年の10月25日に東京都内で開催されました。参加企業は過去最多のようで、出展者で目立ったのがIT勢だったようです。

 

新型コロナの影響で4年ぶりの開催となったソフトに強い企業が出展する背景には「クルマの価値」が変わったことが背景にあり、移動手段としての車ではなく、それ以外の価値をソフトやAIによって付加することが可能になったからです。

 

日産自動車が公開したEVの試作車は、運転手の気分に合わせて雰囲気に適した照明や、音楽までも流してくれるそうですよ。(私はこの記事を読んだときに、渋滞にはまってしまった場合、音楽や照明はどうなるんだろう?と考えてしまいました。)

自動車があるからソフトを作る、ではなく、ソフトがあるから自動車を作る時代になるかもしれません。日本ではその分野の開発は世界的にみると、少し遅れており、日本のEVが世界で本格的に立ち上がるのは早くても2025年以降になりそうです。

 

ソフトウェア更新機能を備えた車は、2030年には年間90兆円以上の付加価値をもたらすとの見方もあります。ソフトウェア開発の意義は大きいと感じています。

 

 

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