コラム@パッション

マツケンは50年企業!?

一年に一回はテレビで必ず見る、「マツケンサンバ」。

 

みなさんもよくご存じかと思います。

 

令和に入ってからブームが再燃。2023年には東名阪のパルコでカフェを開くと、若者らの話題になり、同年秋には

小中学生向け月刊誌の付録にもなりました。

 

私が子供の頃は「暴れん坊将軍」で見る上様のイメージが強いのですが、

新聞の記事をみると、「マツケン」の変化は危機に直面するたびに事業モデルを変え、

成長を続ける企業のようであると紹介されていました。

 

人気の理由と企業の経営に通じる箇所、調べてみました。

 

①元気になると受験生の間で話題になり、一大ブームへ

最初からマツケンサンバとしてCDリリースされたわけではなく、作られてから紅白を目指そうとCD製作されたそうです。

しかしレコード会社からは軒並み断られ、これを面白いと感じたラジオ関係者が深夜番組で流したところ、「元気になる!」

と受験生たちの間で話題になり一大ブームとなりました。

 

②長く愛されるロングセラーへと昇華

2000年代に一度流行ったのですが、令和にはいってからその人気が再び再燃しました。

これにはSNSの力が大きいのですが、2000年代に学校で踊った世代が大人になり、現在のブームをまた牽引しているようです。

場合によっては親子3世代で知っている、なんてケースも珍しくありません。私はこの記事を見た時に、インスタントカメラ「写ルンです」

を思い出しました。写ルンですは、富士フイルムが発売しているフィルム付きカメラです。90年代に大流行しましたが、時代の流れと共に収束。

その後再びブームが再燃し、今では長く愛されるロングセラー商品となりました。

ロングセラーを持っている企業は強いですよね。

 

③仕事を選ばない姿勢

大ヒット時代劇の役を長く務めると、大スターとしてのイメージが壊れることを、嫌がるケースもあるのですが

、それを全く気にしないで方向転換する柔軟さが現在の人気を獲得した要因とも言えます。

(往年の銀幕スターが、youtube配信を行っているというのは簡単にできるものではない気がします)

 

今では日本中から愛される曲となった「マツケンサンバ」

それには時代の流れやトレンドに、柔軟に対応してきた姿勢を抜かして語ることはできないと思います。

長く愛される秘訣は、会社も人間も同じなのだなと改めて感じさせられました。

 

 

 


 

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