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デジタル終活、あなたは知っていますか?

みなさん、こんにちは!

今回はちょっと耳慣れない「デジタル終活」についてご紹介いたします。

 

▶ デジタル終活とは?

デジタル終活とは、亡くなった後のために生前にデジタルデータやオンラインアカウントを整理し、管理することです。

インターネットでの情報管理が普及した近年では「デジタル終活」の必要性が高まっています。

 

▶ なぜ必要?

使用しないアカウントが放置されると、個人情報漏洩や不正利用のリスクが高まり、遺族にも大きな負担がかかります。

また、遺族が知らない月契約の支払い請求が来るトラブルも報告されています。

「終活」と聞いて不安を感じたり、まだ早いと思うかもしれません。

しかし、現代では多くのデータやアカウントがデバイスやクラウド上に保存されています。

自身のデジタル遺産を適切に処理し、大切な情報を守るための知識を身に付けましょう。

 

 

▶ デジタル遺品の種類と管理

デジタル遺品には、写真、動画、メール、SNSアカウント、オンラインバンキング、サブスクリプションなどがあります。

年1回でも必要なツールやデータを整理し、家族にパスワードを伝える方法を検討しましょう。

パスワード管理はツールを活用したり、パスワードを暗号化したファイルを作成し共有するなど方法はたくさんあります。

重要なのは、パスワードを安全に保管し、不正アクセスのリスクを最小限に抑えることです。

いなくなった後でも家族が対応できるように、しっかりと準備しておくことが大切です。

 

▶  Apple製品の安心機能

iPhone、iPad、Macでは、「故人アカウント管理連絡先」を設定する機能があります。

この機能を利用することで、故人と交流のあった人の連絡先が分かるようになるため、万が一の時も安心です。

また、専用のアクセスキーと法的書類があれば、故人のアカウントにアクセスする権利をリクエストすることができます。

 

Apple ID の故人アカウント管理連絡先を追加する方法

1. 設定から「サインインとセキュリティ」をタップ
2. 「故人アカウント管理連絡先」をタップ
3. 「故人アカウント管理連絡先を追加」をタップ
4. ファミリー共有グループのメンバーを選択、または連絡先アプリで登録している人を選択
5. アクセスキーを共有する方法を選択

※故人アカウント管理連絡先を追加する場合、故人アカウント管理連絡先のアクセスキーを保管する場合、または自分のデバイスから故人アカウント管理連絡先として申請を行う場合は、iOS 15.2、iPadOS 15.2、macOS 12.1 以降を搭載したデバイスが必要です。(引用:Apple)

 

デジタル終活は、あなた自身の安心感と遺族への思いやりの一環です。ぜひ、この機会にデジタル終活を考えてはみませんか?

今回のメルマガが皆さんのお役に立てれば幸いです。

それでは、次回もお楽しみに!

 

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