今さら聞けない⁉日常&IT用語のあれこれ
日常生活やITの世界では、似ているけれど実は違う用語がたくさんあります。
今日は、そんな用語を調査しました。
まず、青森と言えば「りんご」。
でも、皆さんは「りんご」と「リンゴ」の違いをご存じですか?
実は、ひらがなの「りんご」は行政用語などで使われ、カタカナの「リンゴ」は植物学用語や新聞でよく使われているんです。
(弘前市には「りんご課」という部署がありますが、行政なのでひらがなの「りんご」で表記されています)
では、IT用語ではどうでしょうか?
〇二要素認証と二段階認証
似ているようで、実は違います。
二要素認証は、知識要素(パスワードなど)と所持要素(ICカードなど)、あるいは生体要素(指紋など)、この中から2つを組み合わせて認証を行います。
例: パスワード(知識要素)+ スマホに送られるワンタイムパスワード(所持要素)
二段階認証は、2つの異なる段階で認証を行います。こちらは同じ種類の要素を使うこともあります。
例: パスワード(知識要素) + 秘密の質問(知識要素)
近年では、パスワードだけではセキュリティの強化が難しいため、新しい認証方式が広がってきていますね。
〇ログイン、ログオン、サインイン
どれもPCやオンラインサービスにアクセスする際の行為ですが、システムによって呼び名が異なるだけのようです。
ログイン:UNIX系やMac、オンラインサービスでよく使われます。
ログオン:Windows7以前で使われていました。MicrosoftがUNIX系との差別化を図ったという噂も?
サインイン:Windows8以降で使われ始め、今ではMicrosoftアカウントでおなじみの用語になりました。
知らないと見逃しがちな言葉の違い、面白いですよね。